神の弓=神響梓弓®(しんきょうあずさゆみ)
天皇の入浴のとき、
夜の外出の道——
梓弓を鳴らして、空間を祓う。
古代から、この弓は
日本人の暮らしの中にありました。
弓の音が、異界の扉を開く
国際気能法研究所所長・秋山眞人氏は、
著書『音と声の呪力』の中で
以下の趣旨のことを記しています。
古代のシャーマンは、
弓を放つとき、
耳元でビュンと鳴るその音に
特別な意味を見出していた。
その音によって、
目の前の動物の命が
こちらからあちらへと移る——
つまり「異界の扉」が開く、と。
だから神事では、
矢をつがえずに弓を鳴らした。
異界の扉を開くために。
出典:秋山眞人著『音と声の呪力』より要旨
弓の音は、ただの音ではありません。
古代から、
この世とあの世の境を揺るがす力として、
人々に認識されてきたのです。
やがて平安時代、
この認識はさらに深まります。
梓の木という神聖さ
もともと梓弓は、「梓の木」で作られていました。
梓の木は、固く、反発力がある。
そして独特の刺激臭を持ちます。
古代の人々はその臭いに
魔を祓う力を感じ、
梓を神聖な木として扱ってきました。
奈良・平安時代に入ると、
侍の台頭とともに弓が大量に必要とされるようになります。
実用の弓は、竹へと材料が変わっていきました。
梓の木を使う本来の弓は——
「梓弓」として、
神事専用の神具という位置づけに変わります。
弓を鳴らすことで異界の扉を開き、
あちらの強大な力を引き出す。
その力をもって、魔を祓う。
陰陽師たちは、その実践者でした。
万葉集に三十首以上詠まれ、
源氏物語にも、平家物語にも登場する梓弓。
それは、日本人の精神文化の
深いところに根づいた神具でした。
そして、途絶えた
時代が下るにつれ、
梓弓の作り手がいなくなりました。
現在、神社の神事で使われる弓も竹製です。
梓弓は、有名無実化しています。
伊勢の神宮で二十年ごとに行われる
式年遷宮では、梓弓も新調されます。
これは本物です。
しかし——宝物殿等への展示が目的。
実際に梓の木の弓を鳴らし、
神事を行う場所は、
今の日本には、ほぼありません。
令和に、蘇った理由
ここで、一つの事実があります。
現在の令和の天皇陛下——
今上天皇の御印は「梓」です。
歴代天皇の中で、
御印を「梓」とされるのは
今上天皇ただお一人。
令和という時代の天皇陛下の御印が「梓」であり、
その令和の世に、梓弓が蘇った。
平安時代、天皇をお守りするために
衛士が鳴らした梓弓。
その梓弓が、令和の世に——
しかも千年の歴史の中で
誰も行わなかった形で——
蘇りました。
人の身体に直接当て、骨に響かせ、内側から祓う。
そして、実際に梓の木の弓を鳴らし、
神事を行うのは——
みちひらきてだけです。
これを偶然と、呼べるでしょうか。
平安時代、梓弓が祓っていたもの
陰陽師や祈祷師が梓弓を使っていたのは、
「穢れ」を祓うためでした。
穢れとは、汚れではありません。
「自分にはできない」
「どうせ私なんて」
そういった思い込みや恐れが
じわじわと積み重なり、
魂の声に蓋をしていく——
それが穢れです。
平安時代の人々は、
その穢れを空間ごと祓っていました。
それで、十分でした。
令和という時代に生きるということ
今は違います。
朝、目が覚めた瞬間からスマホに手が伸びる。
ニュース、SNS、広告、他人の意見、比較、批判。
平安時代の人の一生分の情報量が、
現代の一日に降り注いでくる。
その多くが——
無意識に自分を傷つけるものです。
これが毎日、積み重なっていく。
穢れが、骨の奥まで染み込んでいく。
空間を祓っても、もう間に合わない。
だから、骨に届かせる
現代に蘇った神の弓=神響梓弓®は、
古代の梓弓とは使い方が違います。
人の身体に直接当て、
骨の奥底まで振動を届ける。
これは、千年の歴史の中で
誰もやらなかったことです。
思考のフィルターを超えて、直接、骨に届く。
骨に届いた振動は、
その人の内側にある状態に直接作用します。
だから——魂が動く。
だから——人生が動き出す。
骨が響いたとき、何が起きるか
体感した人は、言います。
涙が止まらなくなった。
長年消えなかった痛みが、消えた。
見たこともない映像が浮かんだ。
頭で起きることではありません。
骨で、魂で、感じることです。
身体が先に、知るのです。
この弓が生まれる場所
神の弓=神響梓弓®は、
大阪府柏原市——
弓の神「武御雷神」のお膝元、
千年の歴史の屋敷、響きの杜で生まれます。
この弓は、月にわずか数張りしか生まれません。
それには理由があります。
弓は、職人が一人で作るものではありません。
また、できあがった弓を手にするものでもありません。
弓を手にする人の内観の深まりとともに、
少しずつ削られ、形になっていく。
あなたの純粋なものが、弓を形作っていくのです。
だから、一張りごとに形も響きも違います。
世界でただ一つ、唯一無二の弓。一生の相棒です。
この弓がどのような過程を経て生まれるのか——
その詳細は、次のページでお伝えします。
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